食卓便の添加物は体に悪いの?
食卓便を利用する時、安全性が気になるよね。
これから食卓便の添加物について解説していくね!
「食卓便」は目的に合わせた様々なコースを用意している宅配弁当サービスです。
食卓便を始めようと考えているけど添加物が気になるといった人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そういった人向けに食卓便の添加物について詳しく解説していますのでチェックしてみて下さい。
この記事で分かること
そもそも食品添加物って何?
食品添加物とは簡単に言うと、食品を作る、加工する、保存するときに使用する保存料や甘味料、着色料などのことです。
食品添加物の種類
食品添加物は、安全性と有効性を確認して厚生労働大臣が指定した「指定添加物」、長年使用されてきた天然添加物として品目が決められている「既存添加物」のほかに、「天然香料」や「一般飲食物添加物」に分類されています。
添加物の種類 | 分類 |
---|---|
指定添加物 (475品目) | 厚生労働大臣が 指定した添加物 |
既存添加物(357品目) | 天然添加物 |
天然香料 | |
一般飲食物添加物 |
今後、新たに使われる食品添加物は天然、合成の区別なくすべて食品安全委員会による安全性の評価を受けて、「指定添加物」として区別されます。
食品添加物の4つの役割
食品添加物には大きく分けて4つの役割があります。
食品の製造や加工に必要なもの
凝固剤
かんすい
- 豆腐用凝固剤
- ゲル化剤
- 乳化剤
- 膨張剤
- かんすい など
食品の品質を保つもの
酸化防止剤
保存料
- 保存料
- 日持ち向上剤
- 酸化防止剤
- 防かび剤 など
し好性を向上させ、魅力を増すもの
香料
発色剤
- 甘味料
- 酸味料
- 苦味料
- 発色剤
- 香料 など
栄養成分を補強・強化するもの
ミネラル
- ビタミン
- ミネラル
- アミノ酸 など
食品添加物の安全性
日本で使われている食品添加物は、様々な試験を実施して安全を確認したものや、昔から使われていて安全と認められているものです。
加工食品に使用してもよい食品添加物の量は、専門家が厳しいルールに基づき決めており、ヒトが一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康への悪影響がないといえる量なら使ってもよいと定められています。
食卓便の弁当に使われている添加物は?メニュー別に紹介
食卓便の弁当にはどんな添加物が入っているのか実際に調べました。以下にメニュー別の食品添加物を紹介します。
赤魚のおろし柚子ソース
- 増粘剤
- 調味料
- 加工でん粉
- 酢酸Na
- pH調整剤
- 酸化防止剤
- 酸味料
- リゾチーム
- 甘味料
- 着色料
- 漂白剤
添加物名 | 効果 |
---|---|
増粘剤 | 食品に粘度を加える |
調味料 | 食品に旨みを与える 味をととのえる |
加工でん粉 | 熱、酸、せん断などの加工耐性の向上 |
酢酸Na | 酸性領域で幅広い細菌の育成を抑える |
pH調整剤 | 食品のpH(酸性度)を適正に保つ |
酸化防止剤 | 油などの 酸化による変質を防ぐ |
酸味料 | 酸味の付与または酸味の調整や味の調和 |
リゾチーム | 細菌、特にグラム陽性菌である耐熱性芽胞菌に対して 優れた静菌効果を発揮 |
甘味料 | 食品に甘味をつける |
着色料 | 食品に色をつける |
漂白剤 | 食品を脱色する 酸化防止、変色防止 保存、防かび |
赤魚のおろし柚子ソース弁当には、「酸化防止剤」が使用されています。
油は空気に触れると酸化して味が悪くなり食中毒を引き起こす可能性があるので、酸化させないために酸化防止剤が使用されています。
鶏唐揚げの葱甘酢がけ
- 加工でん粉
- 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)
- 調味料(アミノ酸等)
- pH調整剤
- 香料
- 香辛料
- 酸味料
添加物名 | 効果 |
---|---|
加工でん粉 | 食感や物性改良などを目的として使用される |
増粘剤 | 食品に粘度を加える |
調味料 | 食品に旨みを与える 味をととのえる |
pH調整剤 | 食品のpH(酸性度)を適正に保つ |
香料 | 食品に香りを付ける |
香辛料 | 料理の香り、辛み、色付けに使用される |
酸味料 | 酸味の付与または酸味の調整や味の調和 |
鶏唐揚げの葱甘酢がけ弁当には、「加工でん粉」 などが使用されています。
加工デンプンは食感や物性改良などを目的として使用される食品添加物で、鶏唐揚げの食感を保つために利用されています。
ビーフカレー
- 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)
- グリシン
- pH調整剤
- 調味料(アミノ酸等)
- 加工でん粉
- 着色料(カラメル、カロチノイド)
- 酢酸Na
- 香料
- 乳化剤
- 酸味料
添加物名 | 効果 |
---|---|
増粘剤 | 食品に粘度を加える |
グリシン | 日持向上剤としてよく使用されます |
pH調整剤 | 食品のpH(酸性度)を適正に保つ |
調味料 | 食品に旨みを与える 味をととのえる |
加工でん粉 | 食感や物性改良などを目的として使用される |
着色料 | 食品に色をつける |
酢酸Na | 酸性領域で幅広い細菌の育成を抑える |
香料 | 食品に香りを付ける |
乳化剤 | 水と油のように混ざり合わない液体を 安定な分散状態に保つ |
酸味料 | 酸味の付与または酸味の調整や味の調和 |
ビーフカレーには、「酢酸Na」 などが使用されています。
酢酸Naは酸性領域で幅広い細菌の育成を抑えることが可能な食品添加物で、カレーの保存期間が延び、品質が保たれます。
食卓便の添加物は体に悪い?
結論から言うと、食卓便の添加物は厚生労働省によって全て安全を確かめられたもので、体に悪くありません。
食卓便の添加物は厚生労働省の安全基準を満たしている
先ほど説明したように、食卓便の添加物は厚生労働省が定めた基準を満たしているので、体に害が出ることはありません。
国が定めている基準は専門家が厳しいルールに基づき決めているので、安心して食卓便を利用することができます。
食卓便の添加物は多いの?他社サービスとの比較
食卓便とナッシュの添加物の比較
- 加工でん粉
- 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)
- 調味料(アミノ酸等)
- pH調整剤
- 香料
- 香辛料
- 酸味料
- 甘味料(スクラロース)
- 調味料(アミノ酸等)
- 酒精
- 増粘剤(加工デンプン、キサンタン)
- pH調整剤
- カラメル色素
- 酸化防止剤(V.C)
食卓便の「鶏唐揚げの葱甘酢がけ弁当」とナッシュの「にんにく醤油から揚げ」を比較すると、どちらも7種類の食品添加物が使用されていました。
どちらのサービスも国の基準を満たした添加物を使用しているので、体に害はありません。
- 調味料
- 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)
- pH調整剤
食卓便とコンビニ弁当の添加物の比較
- 加工でん粉
- 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)
- 調味料(アミノ酸等)
- pH調整剤
- 香料
- 香辛料
- 酸味料
- 加工でん粉
- pH調整剤
- 調味料(アミノ酸等)
- グリシン
- ウコン色素
- 重曹
- 糊料(アルギン酸Na、キサンタン)
- 香辛料抽出物
- 炭酸Ca
食卓便の「鶏唐揚げの葱甘酢がけ弁当」とコンビニの「若鶏の醤油唐揚げ弁当」を比較すると、食卓便の添加物が7種類、コンビニ弁当の添加物が9種類であることがわかりました。
- 加工でん粉
- 調味料
- pH調整剤
食卓便の弁当に含まれる添加物の調べ方
ここでは食卓便の弁当に含まれる添加物の調べ方をご紹介します。
次に献立表から「今週のメニュー」を選択しましょう。
添加物を確認したいメニューを選択しましょう。
原材料の一覧に添加物情報も記載されているので、こちらから確認することができます。
食卓便の添加物に関するよくある質問
食卓便に無添加のメニューはある?
食卓便のメニューに無添加のメニューはありません。
厚生労働省が定めた厳しい基準の添加物を、必要最低限のみ使用しています。
食卓便の添加物は多い?
食卓便の添加物は多くありません。
食卓便の添加物は、味や保存性向上のために必要最低限のみの添加物が使用されています。
食卓便の添加物は危険ではない?
食卓便の添加物は危険ではありません。
ヒトが一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康への悪影響がない添加物を使用しているので人体に害はないでしょう。
まとめ|食卓便の添加物は体に悪くない!
- 食卓便の添加物は味や保存性向上のために必要最低限のみ使用されている
- 厚生労働省が認めた添加物のみを使用している
- 食卓便の添加物は公式サイトから確認できる
食卓便の弁当は添加物を使用していますが、厚生労働省が認めた添加物を必要最低限のみ使用しているので、体に悪くありません。
購入前に食卓便の添加物情報を知りたいと言う方は、公式ページから確認することができますのでチェックしてみて下さい。
【こちらもおすすめ!】
食卓便と同じサービスの「ナッシュ」ではお得なキャンペーン色々実施しています。以下の記事にナッシュのクーポン・キャンペーン情報をまとめていますので、興味がある方はチェックしてみて下さい!